頭痛、肩こり、腰痛でお困りなら、痛み止めやシップ、マッサージなど一時しのぎではなく根本的に改善しませんか?

【宮崎 整体】冷え症の方が肩こりや腰痛から逃れられない理由

この度は都城オステオパシー治療院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。当治療院は経験豊富な理学療法士が医学的知識に基づいた方法で施術する整体院です。

冷え症の方に肩こりや腰痛を持ってらっしゃる方がとても多く居られるため、今回は

「冷え症と肩こりや腰痛との関係性」

にクローズアップして記載したいと思います。

冷え症とは

冷え症とは、カラダの中心である体幹では十分な体温があるのに手足の先や、お腹、腰など、特定の部位だけが温度が低い、冷たく感じる、冷えによる痛みや痺れがある、手足が肌色よりも紫色に近づいた色をして血色が悪い、冷えによる痛みを感じるという症状がみられる疾患です。

中には、冷え性に気づいていない方もいらっしゃいます。

あなたも冷え性かも!?16のチェックポイント

頭痛や肩こりがある
体力がなく疲れやすい
唇が紫色に近い色をしている
顔色が悪い
腹痛や下痢が多い
生理不順や生理痛がある
顔や上半身がのぼせやすい
膀胱炎になりやすい
つまづいたり転んだりすることが多い
よく風邪をひく
ニキビや肌荒れなどがひどい
むくみがある
寝つきが悪く眠りが浅い
トイレが近い
不安感が強く、うつ傾向の時がある
なぜかイライラしてしまう

いかがですか?

女性の方は割と多くの方が当てはまるかと思いますが、これらは冷え性の症状であることが多いです。

ではその原因はどこにあるのでしょうか?

冷え症の方に肩こりや腰痛が多い理由

女性にはもともと冷え症で、末端冷え症であるという女性が大変多くいらっしゃいます。

そして、冷え症の方には肩こりや腰痛が発生している方を多く見受けます。

これはなぜなのでしょうか?

冷え症の原因とは

その1つは、女性の筋肉量にあります。

全身の筋肉は、それ自体が収縮することによって筋肉の中を通っている血管を適度に圧迫し、手足の先のほうまで行き渡らせる、

筋ポンプ作用

という働きがあります。

この筋ポンプ作用ですが、これは筋肉量が多いほどパワフルに血管を圧迫し、力強く血液を送り出すことができるため、筋肉量の少ない女性ではその作用が弱く、筋肉量の多い男性ではその作用が強く現れます。

血液は肺で酸素を補給し、心臓で送り出されますが、その過程で温めれられ、その温かい血液が体中をめぐることで体全体を温めます。

そのため、通常であれば十分な筋肉の圧力によって手足の指先まで温かい血液が運ばれるところなのですが、筋肉量が少ない女性は手足の先まで十分な量の血液が運ばれず、結果として手足が冷たいままになってしまうわけです。

また、他の原因として自律神経失調症、ホルモンのバランス不良、全身または部分的な血流障害などもあります。

冷え症と肩こりや腰痛の関係性

さて、ではこの冷え症がどのように肩こりや腰痛に関係していくのでしょうか。

肩こりや腰痛の痛みはほぼ筋肉で起こっているということは、「必見!あなたのなかなか治らない肩こりから永遠に解放される方法」のブログでも記載しました。

この筋肉というのは、疲労すると緊張してしまいます。

筋肉内を通っている血管を締め付けることで血流が悪くなり、筋肉自体に届く栄養分が不足して収縮できなくなり、縮んだままになってしまう状態、つまり筋肉の短縮が起こり始めます。

こうなると、筋肉がポンプの役割をするどころか、筋肉内の血管をずっと締め付けたままですので血流を邪魔してしまい、余計に手足の先まで温かい血液が届かなくなります。

こうなると手足の先が温められず、冷えたままの状態になります。

お気づきの方がいらっしゃるでしょうか?

筋肉の疲労で、手足が冷える、いわゆる冷え症の状態になってしまうのです。

  1. 血液が筋肉に届かないから筋肉に栄養が供給されず縮んで固まってしまう
  2. すると筋肉内の血管を締め付けてしまい、血流が悪くなる
  3. そのため筋肉自体に更に血液が届かなくなる

いかがでしょう?

① → ② → ③ → ① → ② → ・・・

このように続く悪循環ですよね。

この悪循環が冷え症の人はさらに悪くなるため、

冷え症と肩こりは切って離せない密接な関係にあるわけです。

このような肩こりが悪化していくと、特に冷え性の症状が現れている部位において血流障害がどんどん悪くなり、

辛い肩こり
頭痛
寝違え
頸部の痛み(首の痛み)
便秘、腹痛
指先や足先の痛みや痺れ
肌荒れ
酷い生理痛
生理不順
めまい
体のだるさ
不眠

などの症状を引き起こしてしまいます。

また、冷え性は卵巣や子宮など、妊娠において大切な器官にダメージを与えやすいので、妊活中の女性の方は要チェックです。

冷え性を改善して妊娠力アップを目指しましょう!

ご予約ページへ

冷え症と肩こりの悪循環から逃れたい方は

冷え症だからといって、ずっと肩こりや手足の痺れ、辛い冷えや痛みを我慢していくのは誰でも嫌ですよね。

この冷え症自体の辛さを緩和するためには、

手袋や靴下を重ね履きする(注意:締め付けないもの)
使い捨てカイロ、湯たんぽなどを使う
お風呂にゆっくり浸かる
寝る前に足浴を行う
しょうが(生姜)を摂取して体内から温める
運動またはストレッチ、体操などを行うことで血流量を上げる
マッサージをして血流量を上げる

など、いろいろあります。

また、民間療法でも

  • 磁器ネックレスで血流を促進する
  • ツボを押して血流を改善する
  • 肩甲骨はがしの運動を行う

など、この他にも沢山ありますね。

対策グッズなども沢山販売されており、

  • はらまきパンツ
  • 保温性のある靴下やレッグウォーマー
  • ふくらはぎサポーター
  • アームカバー
  • 膝サポーター
  • 電気式やレンジ式ゆたんぽ

など、多種多様です。

これらの方法や道具は全て科学的な原理を元に考えられているので、効果は大なり小なり、全て効果はあります。

しかしながら、これらは対症療法、冷えを一次的に改善するものであり、根本的な解決をすることはできません。

体質的に解消したいと思うなら、

「運動によって体の筋肉量を増やす」

ことが自分でできる対策になります。

ですが、筋肉量が増え始めるのは筋トレ、運動を始めてから短くても6週間後から、それも急激に増えることはほとんどありませんし、そのような時間を取れない方も沢山いらっしゃることと思います。

冷え症の原因、その原因となる原因

これだけ原因が続くと分かりづらいですね。

つまり、冷え症の原因は筋肉量にあり、と記載しましたが、

実はこれだけではないのです。

筋肉量が少ないのにも関わらず、冷え症ではないという方がいらっしゃると思います。

この差はなぜ生まれてくるのでしょう?

冷え症の根本の原因と引き起こしている状態

それは、筋肉の張り以外に

自律神経失調症
ホルモンのバランス不良

という症状が元々の原因となり冷え症を引き起こしている可能性があるからです。

自律神経の乱れやホルモンのバランス不良があると、血行が悪くなり、冷え性の症状を作ってしまいます。

ではなぜ自律神経の乱れやホルモンのバランス不良が起こってしまうのでしょうか?

これらは、さらに以下の問題によって引き起こされる可能性が高いです。

出生時のトラブル(帝王切開、出産の際にへその緒が首に巻きついていた
出生直後の吸引、逆子など)
事故・転倒などのカラダに強い衝撃が加わった過去がある
大きなケガや手術などの受傷、持病などにより、筋肉の張り、骨の不均等、関節の位置がズレているなどの構造的に異常のある状態
糖質・脂肪の過剰摂取など食生活の乱れ
過度のストレスや過去に強いトラウマがある
骨盤の歪み
これらにより引き起こされる姿勢の歪み
これらの問題により内臓の働きが弱まったり、位置が正常な位置から変位している場合

以上のような問題がある場合、自律神経の乱れやホルモンのバランス不良が現れ、その結果として、全身の血行不良が起こり、冷え症が現れます。

そのため、温めればいい、筋肉をつければいい、だけで根本から解決できる問題ではないのです。

まず猫背や姿勢の傾きなど、姿勢が崩れている方は姿勢を正す必要があります。

姿勢の崩れや筋の過緊張から骨盤がズレている方は、骨盤のズレや傾きを修正する必要があります。

出生時のトラブルや、事故・手術などで構造的な問題がある方は、これらを解決しないと改善は難しいでしょう。

食生活に問題のある方は、冷え性を我慢するか食生活を改善するか選ばなくてはなりません。

内臓の働きが弱かったり位置のズレがあれば、内臓へアプローチして改善する必要があります。

冷え症を改善したい方は

軽い冷え症程度であれば今まで記載した対策をして頂いて、

とても酷い、辛い冷え症による症状がある方は自力での改善は困難ですので、

当院での、全身をくまなく検査し、骨、関節、内臓、姿勢、骨盤、血流にまで働きかけ、問題の根本を見つけて行う施術「オステオパシー」をお試しいただきたいと思います。

現在すでに冷え性でお困りの方にはもちろん、冷え込む季節に向けて今のうちに予防しておきたいという方にも是非おススメしたい施術です。