あなたのぎっくり腰の本当の原因を知っていますか?


あなたはぎっくり腰になったことがありますか?
ぎっくり腰をしてしまった人しか分からない激痛で、痛みで身動きが取れず立てない、寝てても痛い、仕事はもちろん自力で生活するのも難しい、トイレへ行くのも一苦労、などということもあるとても辛い症状なんです。

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ぎっくり腰とは何なのでしょうか。
ぎっくり腰になったらどうしたらいいのでしょうか。
ぎっくり腰はいつまで痛いのが続き、治るまで何日かかるのでしょうか。
ぎっくり腰とはどれくらいの痛みがあるのでしょうか。

そのような疑問にもお答えしていきたいと思います。

ぎっくり腰は前触れなく突然腰に痛みが現れる疾患で、保険診療での病名の正式名称は「急性腰痛症」という疾患です。

また、腰椎(背骨のうち腰付近の骨)が無理な動きを強制され痛めてしまうことによりぎっくり腰となることもあることから、腰の捻挫という意味で「腰椎捻挫」または「腰部捻挫」と診断されることもあります。

突然強い痛みが現れる病体から、別名「魔女の一撃」とも呼ばれています。

重いものを持った際に発症することがよく知られていますが、それ以外にも前かがみになったときや、前かがみから上体を起こしたとき、くしゃみをしたとき、カラダをひねる動作をしたときなどに発症することもあります。

ぎっくり腰の方はどのくらいいると思いますか。

ぎっくり腰を含む「腰痛」を持っている方は日本人にはとても多く、厚生労働省による国民生活基礎調査(2016年度)における、日本人が現在もっている症状のランキングでは、男性の1位、女性の2位を占める、肩こりと並ぶほど大変多くの方を悩ませている症状です。

男女合わせた平均として、およそ4~10人に1人は腰痛を持っていることになります。

これほどの多くの人を悩ませているぎっくり腰、そして腰痛は日本人の宿敵とも言える疾患です。

 

諦めないで!あなたのぎっくり腰は治ります!

「ぎっくり腰が全然治らない!」とお嘆きのひどいぎっくり腰のあなたへ。
ぎっくり腰は様々な原因で作られていますが、その原因を取り除けば治せる症状です。
我慢して痛みが治まるまで過ごす覚悟をしている方もいらっしゃると思います。
でも、もう一度希望を持ってください。
ぎっくり腰は軽度であればすぐに治せるか、少なくとも症状を軽くすることはできます。
また、軽度~重度の程度があり、治し方も変わってきます。
根本からぎっくり腰を改善したい方にはぜひ、この記事を読んでいただきたいです。

 

あなたは今、こういう症状でお悩みではありませんか?

あなたの急な腰痛はぎっくり腰かも!?自分の症状をチェックしてみましょう。

3日以上ひどい腰痛が続いている
痛みがでる直前に「バキッ」「ピキ」という音がした
座っているのも辛くて、横に寝ている時だけがいくらかよい
起き上がるとき、立ち上がるときに腰が痛い
腰に重いものが詰まっているような違和感がある
痛みで息苦しい
歯磨きや洗顔のときに痛みで前にかがめない
腰を曲げたり、反る、回すたびに強い痛みがある
背中がつっている感覚がある
お尻が痛くて、しびれることがある
靴下やズボンを履くのが辛い

これらの症状がある方は、重度のぎっくり腰である可能性が高いです。

ぎっくり腰があると日常生活に影響を与え、集中力を散漫にさせてしまい仕事や趣味の効率が落ちてしまいます。

ぎっくり腰の特徴や発症するメカニズムをきちんと把握し、適切な治し方を行えば必ず良くなるので、まずはしっかりと理解しましょう。

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ぎっくり腰の特徴

腰痛には様々な種類と原因がありますが、特徴を知ることであなたの腰痛がぎっくり腰かどうか、そして対処法解消法を知ることができます。

ぎっくり腰は突然現れ、ほとんどの方が腰痛が現れるきっかけを覚えています。

ぎっくり腰は朝に痛みが強く、徐々に治まっていきます。

発症する年齢は20代から50代に多いです。

重いものを持とうとする、上体を起こす、急な動作などで発症しやすいです。

ぎっくり腰の治療期間としては、痛みは発症後から3日程度がピークで、1週間で半数の方が改善し、1ヶ月でほとんどの方が改善します。スポーツや筋トレなど行っている人は2週間から1ヶ月ほどで再開できる場合が多いです。

身体を真っ直ぐに保っていないと痛みがあるのが特徴で、前かがみ、後ろに反る動作、身体を横に曲げる動作、腰を回す動作など1つ以上、ひどい場合は全ての動作で痛みが増強し激痛があるか、痛みのために行えなくなります。

立っていても椅子に座っているのも辛く、横向きに寝てやや背中を丸めて膝を曲げることだけが痛みを楽にする姿勢であることが多いです。

くしゃみや咳などで強い痛みがあり、ひどい場合は立ってられず座り込んでしまいます。

強さには程度があり、腰やお尻の辺りの筋肉痛程度に感じる方もいれば、耐えられないほどの激痛で動けない方もいます。

痛みはすぐに落ち着いたが完治せず、慢性腰痛としてずっと痛みを抱える方もいます。

妊娠中はぎっくり腰になりやすく、特に初期と後期に多いです。それは、初期も後期もリラキシンというホルモンが通常時に比べ大量に分泌され、その作用で腰周囲の靭帯が緩みやすくなり、通常の関節運動範囲を超えて関節が動いてしまうことによります。また妊娠後期ではさらにお腹が大きくなることによって姿勢が崩れてしまい、骨盤は後傾しますので、その影響でぎっくり腰になりやすくなります。

妊娠中だけでなく産後もぎっくり腰が多く、それは産後の骨盤のゆがみや開き、不良姿勢が妊娠前まで戻らず、不良姿勢が続いた結果です。

急な腰痛が現れたら

腰痛が続いている、または前触れなくいきなり腰痛が現れた、など腰が痛いことに気づいた時は、まずは病院やクリニックなどの外来を受診し、お医者さんの診察を受けましょう

病院に行くタイミングとしては、ぎっくり腰が現れた当日に身動きが取れないのであれば少し様子をみて動けるようになってから行きましょう。

安静にしていれば2日目や3日目でも良いでしょう。

ですが動けるのであれば早急に受診した方が悪化を防ぐことができます。

上記したように似た症状でも重篤な疾患や、腰椎圧迫骨折のように骨折であれば悪化させないように早期の診断と対策を知っておくことが必要ですし、お医者さんに自分が何の疾患なのかきちんと調べて診断してもらえるのであれば安心できるので間違いがないです。

「ぎっくり腰って受診する場合、何科が良いの?」と、よく聞かれますが、椎間板ヘルニアや圧迫骨折と鑑別していただくために、診療科目は整形外科がよいでしょう。

また、詳細な検査の必要がありそうであれば、CTやMRIがある病院やクリニックを事前に調べてから受診すると、CTやMRIで検査が必要となったときに手間にならずに済みます。

 

ぎっくり腰のきっかけとなる動作

ぎっくり腰は次のような場合に起こしやすいです。

・床から重い物を持ち上げようとしたとき
・腰を横に回したり捻ったりしたとき
・高いところにある物を取ったとき
・前かがみの姿勢や、前かがみから戻ろうとしたとき
・立ったまま靴や靴下を履こうとかがんだとき
・くしゃみやせきをしたとき
・椅子から立ち上がろうとしたとき
・頭を洗っているとき
・子どもを抱っこしたとき
・転んだとき
・腰を打ったとき
・寝違えたとき
・寝起きで体を起こした、または立ち上がったとき
・ゴルフなどスポーツをしているとき

などです。

前かがみの姿勢や重いものを持ったときなどが多いですね。

重いものを持ったときにギックリ腰になりやすいのは当然、物の重さが腰に負担として直接影響しているからです。

前かがみの時に多いのは、前かがみや座っている姿勢というのは特に腰への圧が高まる姿勢だからです。

そのため、前かがみで重いものを持つというのは腰にとって最悪の動作なんです。

また、寝ているときは筋肉も活動を休めており、そのようなときに変な寝方をして不良姿勢をとり続けていると筋肉が無理に伸ばされ続けて受傷したり、不意に無理な動きをして腰をひねってしまい寝違えとして受傷したり、寝起きで正常な筋活動が整う前に起きると筋肉に無理な力がかかってしまい、受傷してしまう方もいらっしゃいます。

また、ゴルフなどで腰をひねった際に受傷する方も多く、激しい動作を行い、特に腰を回す動作を必要とするスポーツでは受傷率が高いです。

 

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰はレントゲンやMRIなどの画像所見で異常が認められない疾患です。

そのため、原因や理由をはっきりと特定することはできないのですが、ほとんどのケースで筋肉の一部断裂または腰部の椎間関節(背骨の間の関節)の捻挫(または亜脱臼)です。

ぎっくり腰は筋肉の一部断裂ですが、筋肉が完全に断裂してしまうと「肉離れ」になります。

筋肉の断裂による痛みは、筋肉に断裂による痛みと、断裂によって起こる炎症による痛みが生じます。

筋肉の断裂が発生する原因・理由は、日頃から腰周囲の筋肉の疲労により筋肉や筋膜が張り続け、腰のハリやコリなどを感じつつ生活している方などの場合、筋肉や筋膜は本来の伸張性が失われている状態のところに、きっかけとして急な動作や負担のかかる動きがあり、それによって固まった筋肉や筋膜が一部引きちぎられてしまう状態、つまり筋肉の部分断裂を起こしてしまい、受傷します。

そのため、日常的に筋肉を酷使し疲労が溜まりやすく、腰周囲や背中、お尻周囲のコリや張り感、痛みを感じている方はぎっくり腰になりかけ、ぎっくり腰になる手前の状態と言えるので要注意です。

また、肩こりや首こり、頭痛などある方も、その固まった筋肉の張りは背中の筋肉を通じて腰の筋肉をも引っ張り、ぎっくり腰を引き起こしてしまいますので注意する必要があります。

四十肩や五十肩のある方、頚椎椎間板ヘルニア(首のヘルニア)などある方も周囲の筋肉が固まる傾向にあるので同様です。

また、坐骨神経痛や腰部脊柱管狭窄症(腰の部分で脊髄を圧迫する疾患)の症状がある方も筋肉が張りやすく要注意です。

このように日頃からカラダのどこかにコリ感や張り感のある方はぎっくり腰になりやすい人と言えるので、早めの対処が望ましいでしょう。

また、筋肉のコリや張りの点から言えば運動不足も大敵です。ウォーキングなどの軽い負荷の運動は筋肉を柔らかく柔軟にしますので、軽い運動などを続けることがぎっくり腰の予防法となるでしょう。

椎間関節の捻挫(または亜脱臼)による痛みは、腰椎に急激な外力が加わることによって炎症が生じて、強い痛みを発生させます。

椎間関節の捻挫(または亜脱臼)が発生する理由は、筋肉の断裂と同様で日頃から腰周囲の筋肉や筋膜が張っている、緊張状態にあることに起因します。

筋肉や筋膜が張り続け、悪化していくと、筋肉や筋膜が付着している骨や関節を引っ張り歪ませ、椎間関節が正常な動きをできなくなってしまいます。

そのようなときに無理な動作をしてしまい、正常な関節運動ができないのに無理に関節を動かしてしまい、関節にダメージを与え、受傷します。

現在、この2つがぎっくり腰の痛みを引き起こす原因だと言われています。

ぎっくり腰が現れる人、現れない人

ぎっくり腰の原因をお話しましたが、ぎっくり腰が癖になってしまい、年中何度もぎっくり腰になってしまう方がいらっしゃいます。

それとは逆に、急な動作をしても全くぎっくり腰にならない方もいらっしゃいます。

ぎっくり腰は癖になるのかといえば、癖になりやすい疾患と言えるでしょう。

原因をしっかりと知れば、癖になりやすい理由と、癖にしない方法がわかります。

では、ぎっくり腰が現れる人と現れない人の差が生じる原因は、どこにあるのでしょうか?

それは、腰周囲の筋肉の緊張だけが原因ではなく、カラダ全体のバランスの崩れが軽症か重症か、によります。

人体というのは骨・筋肉・関節・神経・自律神経・内臓・リンパ・血管系・ココロと精神などがカラダ全体を一つのユニットとしてバランスをとっており、そこに姿勢や骨盤の位置や関係が正常かどうかが関わってきます。

たとえ腰周囲の筋肉をマッサージやカイロプラクティックなどで緩めたとしても、このカラダ全体のバランスの崩れが重症であれば、すぐに元通りの状態に戻ってしまいます。

例えば、姿勢の崩れや骨盤のバランス不良により、カラダ内部の組織が引っ張られ、神経をも巻き込んで引っ張り、神経にストレスを与え、腰周囲の筋肉はガチガチに固まり、負担の少ない動作でも容易にぎっくり腰を引き起こしてしまいます。

腰のコリはあるけれど、ぎっくり腰はしていないし腰に痛みがないので…と、放置していると、緊張した筋肉が骨を引っ張り関節を歪ませ、姿勢の崩れを引き起こし、背骨と繋がっている骨盤を歪ませ、さらには体内の筋膜や腸間膜・横隔膜・広間膜などの膜構造を通して内臓の位置を変えてしまうことで内臓の働きを不良にし、日常生活も仕事もできないような重度なぎっくり腰を引き起こしてしまいます。

また、例えば肩こりや首こりなどがあり、頭痛まで引き起こしている方は、肩周囲の筋肉だけでなく背中の筋肉までコリが及んでいるので、背中の筋肉が腰やお尻の筋肉を引っ張ってしまい、いずれぎっくり腰を起こしてしまう危険性もあるのです。

また、腰痛やぎっくり腰は特にストレスとの関連性が高く、重いストレスを受けている方ほど発症しやすいことが知られています。
上記したカラダ全体のバランスにココロと精神がありましたが、ここでも例を挙げておきます。

ココロと精神がストレスによって不調を起こすと、交感神経の持続的かつ過剰な興奮から自律神経の不調を起こし、自律神経の乱れは血管を収縮させ血流を悪化させてしまいます。
血流が悪化すると筋肉へ届くカルシウムやマグネシウムが不足し筋肉の伸縮ができなくなり、腰周囲や背中、おしりなどの筋肉の過剰な緊張、つまりコリやハリと呼ばれる状態を作ってしまいます。
その時点で腰痛がありますが、さらに腰周辺の筋肉の過剰なコリや張りが骨を引っ張り関節の正常な動きを邪魔します。
そこにきっかけとなる無理のある動作で筋肉が断裂したり関節に強い負荷がかかると、ぎっくり腰を作ってしまうのです。

このようにカラダ全体のバランスの崩れが症状を引き起こす原因となり、またその状態を放置することによってさらに重症化していきます。

ぎっくり腰を解消し、また悪化して習慣化することを予防するために、カラダ全体のバランスの崩れを引き起こしている原因の器官を早期に改善することが必要なのです。

 

ぎっくり腰と見分けるべき疾患

腰が痛くなる疾患でぎっくり腰に似ているものがあります。

腰痛だけであれば腰周囲の筋肉の過緊張(過剰な張り)からくる慢性的な腰痛と違いが少なく、見分けることが難しいですが、中には痺れなど特徴的な症状があり、また急いで治療を必要とする腰痛もありますので、自分がぎっくり腰か他の疾患でないか、腰を痛めた方はよく見比べてみましょう。

腰椎椎間板ヘルニア

腰の椎体(背骨一つ一つ)の間には、椎間板と呼ばれる背骨同士の緩衝材の役割をする物質があります。

この椎間板はゼラチン状で、周囲を強力な繊維が覆っていて移動しないように囲っているのですが、この椎間板にそれを越えるような強力な外力がかかったとき、椎間板は本来の場所を飛び出して移動してしまいます。

その際、椎体(背骨)のすぐ後方には脊髄があるのですが、飛び出した椎間板がこの脊髄を圧迫することで腰痛や下肢痛のほか、諸症状を出してしまう疾患が腰椎椎間板ヘルニアです。

ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアとの違いはどのような点でしょうか。

腰椎椎間板ヘルニアは、ギックリ腰のように発症します。

発症直後から激しい腰痛があり、下肢痛(足の痛み)、特にお尻から足の後方にかけてに痛みと痺れ、坐骨神経痛が起こります。

しばらく激烈な痛みが続き、3日~1週間ほどで徐々に痛みがやわらぎ、2~3ヶ月でほぼ痛みが消失します。

下肢のしびれや坐骨神経痛は、発症直後からある方や、腰痛が落ち着いてくると同時に症状が目立ってくるケースがあります。

腰椎椎間板ヘルニアの場合には神経症状により痺れや足の筋力低下、ひどい場合には排尿を自力ですることが困難になる排尿障害を起こす場合があり、それはどこの椎間板が飛び出て脊髄を圧迫するかによって変わってきます。

傷害部位が高位であれば膝の筋力低下で膝が崩れやすいなどの症状があり、傷害部位が下位であれば、足先を持ち上げることができずスリッパがすぐ脱げてしまうとか、躓きやすいなどの症状が現れます。

飛び出した椎間板は時間の経過と共に人体に再吸収されていきますので、1ヶ月~半年までで腰痛、坐骨神経痛、筋力低下、痺れなどの症状が消失していくケースが多いですが、中には症状が消失せず手術を要する方もいらっしゃいます。

ほとんどのケースで手術は行わず、日常生活を行いながら症状が軽快していくのを待つ、保存療法が一般的です。

腰椎圧迫骨折

これは腰椎(腰のところの背骨)に上下から圧が加わり、潰れるように骨折してしまった疾患です。

高齢者では骨粗しょう症によって椎体が脆くなってしまい、尻もちをついたり、椅子に激しく座ってしまった際などに受傷し、若い人であれば転落や交通事故などで受傷することがあります。

ぎっくり腰と腰椎圧迫骨折との違いはどのような点でしょうか。

痛みはぎっくり腰ととても似ているため見分けが難しい疾患ですが、こちらはぎっくり腰と違ってレントゲンに骨折像がハッキリ写るので、病院やクリニックをきちんと受診すれば鑑別は容易です。

また、放っておくと症状が時間と共に軽快しにくい点も違いがあります。

なにせ骨折ですから、痛みがあっても我慢して動いていると折れた骨がガリガリと触れ合ってしまい、痛みや炎症を出してしまい、痛みが続く場合があります。

しかし逆に軽度の骨折であれば痛みがあまりない場合もあり、そのため普通に生活していると骨折がひどくなり、圧迫骨折が発覚するという方もいらっしゃいます。

また、圧迫骨折によって潰れた腰椎が周囲の神経を圧迫または刺激して、坐骨神経痛、下肢の麻痺や痺れ、筋力低下が起こる場合があるので、これもぎっくり腰の症状とは違う点です。

治療は基本的に保存療法で、手術などはほとんど行いません。

病院やクリニックでお腹と骨盤を締め付けるコルセットを製作し、コルセットにより痛みを抑えて1ヶ月ほど装着したまま骨折の治癒を待つのが一般的です。

筋・筋膜性腰痛症

これは、筋や筋肉を包んでいる筋膜という薄い膜が何らかの外力や衝撃によって断裂してしまう状態、いわゆる肉離れに近い疾患で、スポーツ中に受傷してしまうケースが多いです。

ぎっくり腰と筋・筋膜性腰痛症との違いはどのような点でしょうか。

日頃から腰周囲の筋肉や筋膜が張り続け、腰のハリやコリなどを感じつつ生活しスポーツを行っている方などの場合、筋肉や筋膜は本来の伸張性が失われ、急な動作や負担のかかる動きで筋肉や筋膜が一部引きちぎられてしまう、筋断裂を起こしてしまい、受傷します。

この疾患は痛みがぎっくり腰と似ており、症状だけでは診断は困難です。

またレントゲンにも異常は写らないため、受傷の経過とMRIで筋肉や筋膜の損傷や出血などを確認して診断されますが、ぎっくり腰と区別がつかないことも多いです。

こちらも病院やクリニックでお腹と骨盤を締め付けるコルセットを製作し、コルセットにより痛みを抑えて、筋肉と筋膜の治癒を待つのが一般的です。

 

ぎっくり腰を治す5つのメリット

あなたが持っている辛いぎっくり腰をなおすと、以下のような良い点があります。

 

痛みの緩和

ぎっくり腰だけでなく、ぎっくり腰の原因となる腰周囲の筋肉の緊張や腰痛がある方は原因から改善していくため、肩こりや首こりによる首や肩の痛み、肩甲骨周囲の痛み、頭痛や自律神経性の痛み、膝や足の痛みなども改善します。

 

動きやすいカラダになる

ぎっくり腰があると、動くたびに痛みが走り、仕事どころか日常生活さえも満足に行えなくなってしまいます。

ぎっくり腰が改善することによって、いままで動作を制限していた痛みがなくなり、あなたの本来の動きやすいカラダを取り戻すことができます。

 

イライラせず、人間関係が円滑になり、良い出会いが生まれる

無意識のうちに痛みでイライラ、表情に表れていたり、気分が落ち込んでいたりすると人間関係を阻害し、そのような状態では良い出会いも生まれません。

ぎっくり腰から解放されることでイライラせず、あなたの本来の明るく生き生きとした人間性が発揮され、人間関係は円滑になり、そのようになったあなたは人から好かれやすく、良い出会いが生まれるようになります。

 

仕事や趣味がはかどる

ぎっくり腰があると立っていても座っていても辛く、仕事や趣味を邪魔してしまいます。

ぎっくり腰がなくなることで痛みから解放され、集中力が上がることで仕事や趣味がはかどり、効率や成果がアップします。

 

精神面にプラス効果

ぎっくり腰がある状態というのはカラダのバランスが失われている状態です。

カラダとココロは一体であり、カラダが悪いと精神的に不安定になったり、マイナス思考になったりします。

また逆に、「病は気から」と言われているように、精神的に不安定であったり落ち込んでいたりすると、姿勢の崩れが起き、それが筋肉の張り、内臓の不調などを引き起こし、結果として「病」を負ってしまいます。

このように一体となって関係している「カラダ」を改善することにより、「ココロ」である精神面にも強いプラス効果を得ることができ、前向きに、明るくなることができます。

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あなたがぎっくり腰を治さないことによるデメリット

上にあなたがぎっくり腰を治すことによるメリットを記載しましたが、今度は「ぎっくり腰を治さないことによるデメリット」についてもお話します。

ぎっくり腰があるのは、あなたのカラダのどこかに根本となる不調があり、「カラダ全体のバランスが崩れている」状態であるため、というのはご理解いただけたでしょうか。

腰には骨や筋肉、靭帯、その他の膜組織など、非常に多くの組織が繋がっています。

そして、それらの腰に関わる組織の全てが、ぎっくり腰を引き起こしてしまう可能性を持っています。

難しい話になりますが、例えば

・腰椎(腰のところの背骨)に付いている腸間膜という腸を包んでいる膜が、悪い食べ物の摂取で強く緊張してしまい骨盤を引っ張っている
・過去の事故などの衝撃により内臓周囲の靭帯のテンション(緊張)にアンバランスが生じ、位置が歪んだ内臓が、腰椎(腰のところの背骨)や腰痛に関わる組織を引っ張っている
・背骨などの骨のズレにより筋肉のテンション(緊張)にアンバランスが生じ、痛みを発生させている

このような状況にある方が非常に多く居られ、ぎっくり腰とそれに伴う症状を酷く、強くしています。

このような状況になっている方はすでに腰痛がありますが、痛み止めなどで症状をごまかし続け、以上のような根本の原因を放置していると、状況はさらに悪化してしまいます。

例えば、腰痛がある状態というのは腰周囲にある筋肉の緊張がとても強い状態ですので、その強く張った筋肉や筋膜が他の膜組織などを介して内臓や骨を引っ張り、形を歪ませ、または位置を変えさせて働きを低下せしめ、内臓の機能低下による症状や肩こり、背中の痛み、坐骨神経痛など別の症状を引き起こしてしまう可能性があります。

カラダは骨や筋肉、靭帯といった組織の他に、筋膜や骨膜、他の膜組織などによって全身が連結しています。

そのため、どこかに強い緊張や弛緩があると、それは時間をかけて上記の組織を介して他の部位に伝達されていき、他の部位を歪ませてしまいます。

ぎっくり腰をあらわしているあなたのカラダは現在、カラダのどこかに不調があり、緊張のアンバランスがあり、カラダ全体のバランスが失われた状態で、その状態は他の部位にまで伝わり悪化・進行していきます。

そのようなデメリットを回避するためにも、早期に根本の原因を解決することが必要なのです。

 

ぎっくり腰のギモン

ここでは、よくぎっくり腰の方から聞かれることの多い質問・疑問を記載したいと思います。
 

ぎっくり腰は冷やす?あたためる?

よく、「ぎっくり腰は冷やす方が良いのか温めた方が良いのか、どっち?」というご質問をいただきます。

ぎっくり腰は血流が悪くなって腰周囲や背中、お尻などの筋肉の張りなどがあることによって発生しやすくなり、急な動作で筋肉や関節を痛め、炎症を起こしています。

炎症に対してはアイシングが最適なのですが、時期によって注意が必要です。

ぎっくり腰を発症して1~2日程度の、炎症が激しい時期にはとても有効です。

アイシングは、湿布やコールドスプレー、アイスノン程度では冷却能力が全く足らないので注意してください。

アイシングを行う場合には、「氷のう」や、袋に氷を入れたものをタオルで包んだもの、などを患部に当てると良いでしょう。

姿勢はうつ伏せで、患部に氷のうをのせます。

うつ伏せの際には、お腹に枕を入れると楽になります。

うつ伏せがきつい場合には、腹巻きやバスタオルなどで氷のうを固定して、横向きになりカラダを丸めると良いでしょう。

氷のうや氷を使ったアイシングは、冷却能力が強いので凍傷に注意する必要があります。

アイシングの方法

1.氷のうや氷を入れた袋を当ててみて、冷たさによる痛みが強い場合にはタオルを巻いて当てると良いです。

※ただしタオルを厚くし過ぎると効果が減るため、触れていても我慢できる程度が良いです。

2.アイシングを開始して、最初のうちは冷たい感覚があります。

3.10分から20分程度経過すると、冷たさを感じなくなってきます。

それがアイシングを止めるタイミングです。

皮膚が感覚を失ってもアイシングを継続していると凍傷になる恐れがある為、注意しましょう。

※時間には個人差があります。必ず感覚を確認しながら行いましょう。

ぎっくり腰の炎症が落ち着いてきた時期(概ね3日以降)には、アイシングによって血管が収縮し血流を悪化させる恐れがあり、腰周囲や背中、お尻などの筋肉の張りをさらに悪化させ、腰痛を増悪させてしまうため、発症から3日以降には不向きです。

だからといってあたためる温熱療法は、筋肉内の血流を改善して筋肉を緩める効果は優れているのですが、温熱によって炎症を助長してしまい炎症からくる腰痛を増悪させてしまう可能性があり、炎症のある時期には使えません。

炎症が残っていないか注意が必要となります。

また、湿布では温シップや冷シップがありますが(シップにもパップタイプとテープタイプがありますが)、湿布程度の冷温であれば炎症を助長したり血管収縮によってコリが悪化することはないので、気にせずお使いいただいて大丈夫です。

湿布は、病院やクリニックなどの医療機関で処方されたものは消炎鎮痛剤が含まれているため、ある程度、痛みを軽減する効果もあります。

つまり、

ぎっくり腰発症から1~2日はアイシング

ぎっくり腰発症から3~7日は湿布

ぎっくり腰発症から8日~は温める

※ただし温める場合は炎症が起きてないことが大前提です。

発症後3日以内、患部に触ると熱を持っている、激痛の場合などは炎症がある可能性があるため、避けましょう。

日数が経過していても、無理をして繰り返し発症している場合があるため、注意が必要です。

また、お風呂の際、浴槽への入浴は温熱を与えてしまうので、腰痛の強いうちはできるだけ長湯は避け、熱くないシャワーでさっと済ませた方が良いでしょう。

 

お酒はいつから飲んでいいの?

結果から言うと、しばらくの間は飲酒を控えたほうが良いです。

ビール、焼酎、日本酒、チューハイやカクテルなど、各種のお酒に含まれるアルコールには血管を拡張し血流を促進する働きがあります。

そして、ぎっくり腰というのは筋の一部断裂があることがほとんどですので、血流が促進されると出血も多くなり、炎症も増悪してしまいます。

また、飲酒により肝臓への負担が増えるとたんぱく質から筋肉を作る機能が阻害され、断裂した筋肉の修復が遅くなってしまいます。

そのため、血管や筋肉が治癒する3日~1週間は飲酒を控えた方が良いでしょう。

また、そもそもぎっくり腰や腰痛は大量の飲酒から作られる場合もあります。

大量のアルコールによりすい臓に負担がかかり炎症が起きると腰痛となり、また炎症によりカラダのバランスが崩れ筋肉の過剰な筋緊張を作って慢性腰痛へ変化していく、というケースです。

そして、飲酒時は綺麗な姿勢で飲み続ける人はほぼ皆無で、痛みも感じにくくなるため不良姿勢を取りがちです。

いつもは軽い痛みや筋肉のハリで制限していた不良姿勢が飲酒により感じにくくなり、長時間の不良姿勢を取った結果、ぎっくり腰や腰痛になるケースもあります。

お酒との付き合い方を良く考え、上手にお酒をたしなむようにしましょう。

 

ぎっくり腰になってしまった方の痛みの少ない動き方

ぎっくり腰になってしまうと腰痛で日常生活もままならず、歩けない、立てない、起きれない、酷い場合は寝返りをうつこともできないという方がいらっしゃいます。

ここでは、ぎっくり腰などの酷い腰痛のある方ができるだけ痛みや負担が少なく動作を行える手順やコツをお話します。

 

痛みの少ない寝る姿勢

まず動作の前に寝る姿勢です。

筋肉の緊張状態がひどく常に背中や腰、お尻のコリに悩まされている方は寝ているだけでもぎっくり腰になることがあります。

ぎっくり腰の方に最適な寝方はどのようなものでしょうか

それは横向きで膝を曲げた姿勢です。

この姿勢は腰を曲げる角度を自分で調整しやすく、また膝を曲げることで骨盤の傾きを作り、筋肉が緊張しない状態を選ぶことができます。

つまりは痛くない姿勢を作りやすいのが、横向きで膝を曲げた寝方なのです。

それ以外の寝方、つまり仰向けやうつ伏せは負担の量は少ないですが横向きに比べるとやや負担があり、痛みを出すことが多いです。

そのため、ぎっくり腰になってしまったら横向きで、痛みが落ち着いてきたら仰向けやうつ伏せ寝にチャレンジしましょう。

 

痛みの少ない寝返り

寝返りの際には腰をできるだけひねらないことが重要になります。

通常、寝返りというのは上肢・体幹からか骨盤・下肢のどちらからか始まるものなのですが、その中で必ず腰を捻る動きがでてしまいます。

そうするとぎっくり腰の腰痛をさらに悪化させてしまう恐れがありますので、痛みのある間だけは違う動きをする必要があります。

つまり、腰をひねらない動作をするのです。

専門用語ではこの寝返りを「丸太様(まるたよう)の寝返り」と呼んでいます。

自分のカラダが丸太のように一本の幹からできていると考え、肩と骨盤が常に同じ方向を向くように、同時に寝返りを行います。

痛みが落ち着いてきたら普通の寝返りを行いましょう。

痛みの少ない起き上がり

起き上がりというのは、仰向け、横向き、うつ伏せなどの寝た状態から、座った状態へ姿勢を変化させることです。

ぎっくり腰など腰痛のある場合には、足を下ろすことのできるベッドだと起き上がりや立ち上がりは容易にできます。

ここでは特に難しい、床に敷いた布団やローベッドから起きる方法をお伝えします。

起き上がる動作のなかには腰を捻る動作や、いろんな筋肉を使う場面がたくさんあるので腰を痛めやすいです。

痛みの少ない起き上がりは2パターンあり、横向きから起き上がる場合とうつ伏せから起き上がる場合です。

仰向けからの起き上がりは痛みを増強しやすく困難なので、一旦横向きかうつ伏せになりましょう。

横向きからの起き上がり

横向きから起き上がる場合には、勢いをつけず、できるだけ腰の筋肉を使わない動きが重要になります。

①まずは下のほうにある肘を前方につき、反対の手をお腹の辺りで床につきます。

②下のほうの肘と反対の手で床を押さえる力を利用して、上体を起こします。

③床に手をついている方の腕で体重を支えつつ、肘をついていた側の手を床につきます。

④両手で体重を支えて押し上げ、上体をさらに押し上げていき、座位をとります。

 

この手順で起き上がりを行うとき、勢いをつけてしてしまうとぎっくり腰を悪化させる恐れがあるので、あくまでゆっくりと痛みを見ながら行うことに注意しましょう。

うつ伏せからの起き上がり

うつ伏せが取れる方であれば、起き上がりは容易です。

 

①まず両膝を曲げ、土下座をするような姿勢になります。

②両手で上体を押し上げ、正座の姿勢をとります。

 

これだけです。うつ伏せができれば簡単ですね。

痛みの少ない座り方

ぎっくり腰で激痛のある方はどの座り方もできるわけではありません。

特にカラダや腰を捻ったままの座位は痛めやすいので注意しましょう。

一番良い座り方は正座です。
背筋を伸ばした綺麗な正座は腰椎(腰のところの背骨)への圧力が少なく、カラダを捻ることもないので負担が少なくベストです。

逆に一番痛みが起きやすい座り方は横座りになります。この姿勢ではカラダや腰が曲がった姿勢なので腰周囲の筋肉に負担が大きく、痛みを増悪させやすいです。

その他、女の子座りやとんび座りと呼ばれる座り方や、あぐらをかくのは骨盤が後方へ傾きやすく腰痛が起きやすいです。

また、足を前方に出した姿勢は長座位と言うのですが、この姿勢では太ももから骨盤にかけての筋肉が張りやすく、骨盤を後ろに引っ張り倒し痛みが起きやすいです。

痛みの少ない立ち上がり

さて立ち上がりというのはぎっくり腰の方には少し負担の大きい動作になります。

勢いをつけて「ヨイショオ!」と力任せに立ってしまうと、治りかけていたぎっくり腰がまた悪化し、安静からやり直し、というケースもあるので、立ち方には十分注意しましょう。

立ち上がりの開始姿勢は正座または四つ這いです。

 

①まずは両手を前方につき、体重を十分に両手で支えます。

②どちらか一方の足を前方に出し、床につきます。

③両手で床を押しながら(もし前方にテーブルがあればテーブルを押しながら)、カラダは真っ直ぐに保ち、お尻を持ち上げます。

④床に手をついていた方は片手を自分の膝に持ち替え、テーブルについていた方はそのままで、カラダは真っ直ぐに保ち、両手で押しつつ更に立ち上がっていきます。

⑤床に手をついていた方は両手とも両膝に置きかえ、テーブルに手をついているかたはそのままで、カラダは真っ直ぐに保ち、両手で押しつつ完全に立ち上がります。

⑥両手を離して綺麗な立位を取ります。

 

もしテーブルやソファなど手をつけるものがあれば、そちらの方が立ち上がりは楽にできます。

自分で治したい方必見!簡単に短時間でできるぎっくり腰解消法!

軽度なぎっくり腰、プチぎっくり腰の方は解消法によって自分で改善することも可能です。

セルフケアしたい方に、自分だけで簡単にできる対処法をご紹介します!

※ただし、ひどいぎっくり腰の方はこの解消法で軽減するものの、根本となる問題までは改善することができないため、症状が改善しても早くて数時間、長く持続しても数日で症状が元に戻ってしまいます。

※また、その間に症状が無いことで根本の問題が悪化していくことに気づけない可能性があるため、この解消法は治療に行くまで症状軽減させるため、あくまで繋ぎとして行い、早めの治療をオススメします。

ただし、ぎっくり腰の初期対応、受傷直後の応急処置(応急措置)は基本的に安静をとることです。

ぎっくり腰をした直後の運動は逆に痛める可能性がありますので、安静期間として3日ほどは無理な仕事や動作、運動は避け、できるだけ普通の生活を行うように心がけ、改善がみられたら逆に動いたほうがいいので、以下のセルフケアを行いましょう。

仕事の休みを取れる方は、症状が軽ければ1日、立てないほどの強い腰痛であれば3日~1週間ほどの期間で休みを取れれば、その後は仕事を再開できるでしょう。

また、軽い運動ができる程度に腰痛が改善したら、安静にし過ぎることは早期改善を邪魔してしまいますので、できるだけ日常生活へ戻していきましょう。

ぎっくり腰の早期回復には布団の上での安静は逆効果で、できるだけ早い日常生活への復帰こそが早期回復のカギになります。

それほどひどくないぎっくり腰や、治り方の早い方などは以下の運動や体操を行うことで一日や数時間など、短期間で早く治すこともできます。

現在ぎっくり腰ではないという方も、ぎっくり腰になりそうな方、ぎっくり腰になりそうな時は予防のためにセルフケアを行っておくことをオススメします。

悪化させない動作を行う

まずは、早く治す前に現在あなたがお持ちのぎっくり腰を悪化させない、またはぎっくり腰を繰り返さないために、ぎっくり腰を起こさないように注意する点を記載します。

咳やクシャミをする際の注意点

せきやくしゃみというのは全身の緊張を一気に上げ、筋肉に強い力がかかり、姿勢を大きく変える動作のためぎっくり腰を悪化させやすく、また発症のきっかけになってしまいます。

一番悪いのは立ったまま何の支えもなく行うことで、咳やクシャミの衝撃が腰までストレートに伝達してしまいます。

逆に一番良い咳やクシャミの方法というのは横向きに寝た状態で行うことですが、これは身体の多くの面が地に接していることで身体が支える体重が少ないため、腰に負担が少なくダメージを受けにくいのです。

ですが咳やクシャミをするたびにいつも横になるわけにはいかないので、座る際、立っている際の注意点もお伝えします。

床に座って行う咳やクシャミ

床に座っている場合、足をまっすぐ伸ばして座っていると咳やクシャミの衝撃で身体が前に動こうとするのを筋肉で抑える必要があり、腰へ衝撃が伝わってしまうので、体育座りがベストです。

または前や横にもたれかかることのできる椅子や机があれば、そちらへもたれかかって咳やクシャミをしましょう。

椅子に座って行う咳やクシャミ

椅子に座っている場合、テーブルや背もたれに身体が接していないと咳やクシャミの衝撃で身体が前に動こうとするのを筋肉で抑える必要があり、腰へ衝撃が伝わってしまうので、前に机があればもたれかかって行うのがベストです。

なければ背もたれにもたれて、身体を後方に押し付けるようにして固定して咳やクシャミをしましょう。

また、背もたれもなければ、椅子の座面に両手を置き、両手でも体重を支持するようにして、さらに腹筋に力を入れることで腰椎(背骨の腰の部分)と骨盤を固定させ、その状態で行いましょう。

立って行う咳やクシャミ

最悪なのは立っている場合です。

全ての体重が腰に乗っており、さらに座っている場合に比べて不安定なので、筋肉によって動きを抑える量が多いためです。

立っている際にベストな咳やクシャミの方法は、背の高い机などがあればもたれかかり、体重をできるだけ腰に乗せないように行います。

ただし、自分の胸の位置よりも低い机だと逆効果なので、別の方法を行いましょう。

次にベターな方法は、背中を壁に押し付ける方法です。

この方法はかなり実用的で、簡便なのに腰痛を減らしやすく、咳やクシャミをした際に腰痛で座り込んでしまうことを防ぐことができます。

背中とお尻を壁に押し付けるようにしっかりと固定し、咳やクシャミをしましょう。

次に良い方法は、何かを掴む、または手で押さえることです。

机、椅子、棚、ドアノブなど、体重が支持できれば何でもいいです。

ただし軽減効果はそれほど高くないので、座り込んでしまう危険性は高いです。

周りに何もない場合は、ほぼ絶望的です。

できれば先にしゃがんでしまうのがベターですが、人目がある場合には覚悟を決めて以下の方法を取りましょう。

まずは腹筋にできるだけ強力な力を入れ、腰椎(背骨の腰の部分)と骨盤を固定します。

次に自分の骨盤を両手で支えることで、腰椎への負担をできるだけ軽減します。

咳やくしゃみをする際は身体が前方へ大きく動く力がかかるので、できるだけ動かないようにする方が腰痛は悪化しにくいです。

痛みで声が出やすいですが、出していいなら出したほうが楽です。

床の物を拾う動作で前かがみにならない

物を持ち上げる際などはぎっくり腰を起こしやすく、また悪化させやすい動作です。

特に注意しましょう。

普通に前かがみになり物を持ち上げてしまうと、前かがみの姿勢を支えているのは腰と背中の筋肉ですのでとても強い負担がかかり、痛めやすいです。

そのため、身体はまっすぐ垂直に保ったままで、完全にしゃがみこみ、物を持ったら、同じように身体を垂直に保ったまま立ち上がっていきます。

このようにして、身体を前に倒さないようにしながら物を拾う習慣を身につけましょう。

同じ姿勢を長く続けないようにする

仕事によっては長時間の立ち仕事、または座って行う仕事が多い方がいらっしゃいますが、長時間の同じ姿勢というのは腰痛を悪化させやすいので注意が必要です。

長時間の立ち仕事の場合

長時間の立ち仕事の方は、もし踏み台を置いても良いのであれば、踏み台を使って姿勢を変えましょう。

①まず普通に立ち仕事を行い、
②辛くなったら片足を踏み台に乗せて行い、
③それも辛くなったら足を交代して反対の足を踏み台にのせて行います。

これで3パターンの姿勢をローテーションすることができます。

長時間の座って行う仕事の場合

実は腰への負担というのは立っているより座っている時の方が1・5倍~2倍程度強い圧力であり、座っているほうが痛めやすいのです。

特に前かがみは腰に強い圧力がかかってしまいますので、気をつけましょう。

また、どちらかに傾いたまま、骨盤を後ろに倒している、足を組むなども負担が大きいです。

座って長時間仕事を行う場合には、

①まず普通に座って行い、
②辛くなったら片方のお尻に体重を乗せるように行い、
③それも辛くなったら反対のお尻に体重を乗せるように行います。

これで3パターンの姿勢が取れます。

また踏み台を持ち込めるのであれば、立位と同じように片足を踏み台に乗せるパターンも作ると、さらに楽になります。

また、座って行う仕事の場合、踏み台に両足を乗せることでも姿勢を変えられるので、踏み台があれば合計12パターンの姿勢を変えて行うことができます。

綺麗な姿勢を保つ

腰痛がある場合、不良姿勢は腰痛に直接関わるのでNGです。

逆に不良姿勢だった方は、良い姿勢を心がけることでかなり腰痛を減らすことができます。

顔の向き

まず顔は正面を向き、保てるようにします。

下向き、上向きは短時間であればそれほど関係しませんが、長時間になると腰痛を悪化させやすいです。

特にデスクワークの方などは下向きが長時間になりがちなので、椅子や机、パソコンのモニターの位置を調整するなどして、顔を正面向きに保てるようにしましょう。

また上向き、下向きをずっと続けていると肩こりや首こり、頭痛などの原因にもなってしまいます。

体幹の姿勢

体幹はできるだけ垂直を保てるようにします。

猫背やお腹を突き出した姿勢はNGです。

胸を張り、前へ突き出すようにしてお腹は引っ込めます。

また、座っているとき、立っているとき、歩くときなど、常に腹筋に力を入れたままにしていると腰痛が楽になります。

特に歩くときは効果的で、ぎっくり腰などの腰痛があると歩くときに衝撃が腰に響いてしまい上手く歩けないのですが、腹筋を締め腰椎(背骨の腰の部分)と骨盤を安定させているとかなり腰痛が軽減し、普通の歩き方に近い歩行ができるようになります。

骨盤の傾き

骨盤は前方へ傾きすぎても後方へ傾きすぎても腰痛を増強してしまうので、適度に起こした位置に保つことが重要です。

猫背の方やダラーっと座っている方などは骨盤が後方へ傾いているので注意しましょう。

 

コルセットや骨盤ベルト、サポーターで腰への負担を減らす

コルセットやサポーター類は腰や骨盤をサポートして支持を助けて腰椎(背骨の腰の部分)と骨盤への負担を緩和し、腹部を締め付けることで腹筋の代わりをして腹圧を高め、腰椎(背骨の腰の部分)と骨盤を安定させる作用があります。

コルセットは、病院やクリニックで作製してもらい、保険適用にて購入できますが、市販品より高価です。

しかし傷害されている範囲によって高さを自在に決められるためどのようなぎっくり腰などの腰痛にも対応できますし、体型に合わせて作製するため、合う・合わないがありません。

できればコルセットを作製してもらうのがベストです。

コルセットには軟性コルセットと硬性コルセットがあります。

軟性コルセットは伸縮性の素材で装着しやすい反面、支持力としては硬性コルセットに劣りますが、安価です。

硬性コルセットはプラスチックや金属などを使用し伸縮性はなく、ベルトで締めて装着します。

支持力は強いのですが装着がやや難しく、また身体運動をかなり制限するので腰痛を軽減しやすい反面、日常生活の動きはかなり制限されます。

腰サポーター、腰部サポーター、腰痛ベルト、腰痛バンド、骨盤ベルトなどは全て市販品になります。

全てゴムでできている骨盤ベルトや、一部ゴムで後は伸縮性の素材を使っているもの、鉄などの支柱が入っているものなど様々です。

ぎっくり腰をしたばかりの急性期にどうしても市販品で間に合わせたい方は、上下の幅が広く、伸縮性素材のベルトによる締め付けが強力にできるタイプを購入したほうが腰痛を抑えてくれるので良いでしょう。

また、ベルトは締め付けを強力にできるよう、ベルトを締めた上にさらに強力なベルトを締めるタイプのWベルト製の商品が良いです。

3日~1週間程度経ってだいぶ腰痛が落ち着いたという方は骨盤ベルトでも良いでしょう。

ただし腰痛は全ゴム製の骨盤ベルトよりも、伸縮性素材とゴムで作られたWベルト製の腰サポーターの方がより抑えてくれます。

どの商品が良いか分からない方のために、それぞれご紹介しておきます。

腰サポーター、腰部サポーター、腰痛ベルト、腰痛バンドをお探しの方

バンテリンサポーター 腰用 しっかり加圧タイプ ブラック

これは上下の幅が広く、サポートできる範囲も広いです。

またWベルトが採用され、強力に締めることができます。

サイズがありますので、へその周りをきちんと測って適切なサイズを購入しましょう。

小さすぎると装着できず、大きすぎると十分な固定力が得られません。

骨盤ベルトをお探しの方

山田式 骨盤ストロングベルト 骨盤用 黒

腰サポーターに比べて、骨盤用のため上下の幅が狭く、装着しやすく動きを邪魔しにくいです。

装着の際は腹部ではなく、きちんと骨盤部を締めなければ効果を得られないため注意しましょう。

またWベルトが採用され、強力に締めることができます。

サイズがありますので、へその周りをきちんと測って適切なサイズを購入しましょう。

小さすぎると装着できず、大きすぎると十分な固定力が得られません。

 

きちんとした服薬

痛み止めの薬に対して拒否の強い方もいらっしゃいますが、あまりに強い痛みを我慢し無理して仕事や家事、趣味をしても効率が上がりませんし、人間関係は悪くなり、成果が出にくいです。

症状がひどい場合は我慢せず、消炎鎮痛薬(痛み止めの薬)を服用しましょう。

できれば市販品ではなくきちんと病院やクリニックを受診し、腰痛に合う成分の消炎鎮痛剤を処方して貰った方が良いです。
また、病院やクリニックで貰う処方薬の方が保険適応され安いのでぜひ利用しましょう。

恐らくロキソニンやそのジェネリック品が処方されることが多いでしょう。

消炎鎮痛薬(痛み止めの薬)は、非常に効果が強く、個人差はありますが、服用するとかなり痛みを軽減します。

服用すると通常通りに動けたり、仕事をできたりするでしょうが、大事なのは無理をしないことです。

消炎鎮痛薬(痛み止めの薬)で痛みを抑えてはいるものの、筋肉の断裂なり、関節のズレなり、痛みの原因は残ったままです。

そのため、痛くないからといって無理をすると更に痛めてしまい、悪化させ、翌日には痛み止めが効かない状態になってしまうかもしれません。

そのため、消炎鎮痛薬(痛み止めの薬)を服用した場合には注意が必要です。

また、湿布なども医療機関で処方してもらうと良いでしょう。

冷却効果はそれほどありませんが、消炎鎮痛作用のある成分を含んでいるため、鎮痛に役立ちます。

湿布を貰う際はテープ剤とパップ剤がありますので、好みで処方してもらいましょう。

テープ剤は粘着力が高く薄手のため剥がれにくいです。主に茶色または肌色です。「ヒヤッ」とする冷却感はパップ剤に比べて少ないです。

パップ剤は粘着力が低く厚手で、テープ剤に比べると剥がれやすいです。主に白色です。水分を多く含み、「ヒヤッ」とする冷却感が強いです。水分を多く含む分、保湿性があり肌を痛めにくい効果もあります。

消炎鎮痛薬(痛み止めの薬)でも、湿布でも、できれば病院やクリニックなどの医療機関で処方してもらうのがベストです。

処方薬は市販薬に比べ効き目が良く、保険が効くため安価で、眠くならないものが良いとか、胃が荒れやすいので制酸剤を一緒に貰いたいなど、自分に合ったオーダーメイドの処方をいただけるのでベストです。

場合によっては筋の張りを緩める薬なども処方されることがあります。

また、漢方なども処方できるため、副作用が少なく、広い効果を求めることができます。

ただし、痛み止めは薬であっても注射であっても、あくまで痛みを抑えるだけです。

元の原因を治療することはできないので、効果が切れれば再発します。

そのため、根本となる原因の治療は考えなければいけません。

 

ぎっくり腰を一瞬で治す腰痛体操(腰痛運動)

※ただしケースによります。重症な方は無理すると悪化させる恐れがありますので、説明をよくご覧頂き、無理のない負荷で行ってください。

ぎっくり腰が発生して3日程度~1週間程度経過すると、日常生活が行え、なんとか仕事もできる適度に改善してきます。

その段階になれば軽い運動が行えるため、さらに改善させることができます。

ただし強すぎる負荷で行うと逆に痛めてしまう可能性がありますので、それほど痛くない程度の負荷から始めましょう。

各々のぎっくり腰の程度、筋肉の損傷、関節の炎症により効果に差はあるでしょうが、早い人は以下の体操を行いすぐ治った方もいらっしゃいます。

マッケンジー体操

ここでご紹介する腰痛体操は、「マッケンジー体操」と呼ばれる非常に有名なものですが、とても強力な体操です。

 

①まず、うつ伏せになります。

②次に両肘を床につき、上体を起こします。

この時点でひどいぎっくり腰の方は腰にかなり痛みがあり行えないかもしれないので、その時は上体を起こす角度を減らしましょう。

そのままの姿勢で3分程度維持していると痛みを感じなくなってきますので、楽に姿勢を取れるようになったら次のステップです。

③手をついて肘を伸ばし、さらに上体を起こします。

そのままの姿勢で3分程度維持していると痛みを感じなくなってきますので、楽に姿勢を取れるようになったら終了です。

この運動を1回あたり1~3回、1日3回程度を目安に行いましょう。

 

腰反らし体操

これは、上記したマッケンジー体操から発展し、立位で行うものです。

動作的には同じ動作をするのですが、自分の体重がかかっている分負荷量が上がり、さらに改善効果が見込まれます。

①まず、立って姿勢を整え、骨盤の後ろに両手を当てます。(腰ではなくその下の骨盤です)②次に膝を伸ばしたまま腰を気持ちがいい範囲で反らせていきます。このとき、骨盤の後ろに当てた手で骨盤を前方に押し込むように押していきます。この強さも気持ちがいい程度です。

この時点でひどいぎっくり腰の方は腰にかなり痛みがあり行えないかもしれないので、その時は腰を反らす範囲と骨盤を押す強さを調整しましょう。

③そのままの姿勢で10秒程度維持し、少し戻して10秒~30秒休憩し、再度行います。

③この運動を3セット~5セット程度、1日3回程度を目安に行いましょう。

この動作を行ううちに、楽にできるようになるので、そこで終了です。

これらの運動を行うと、かなり腰痛を抑えて動きやすくなります。

ですが、上記した通り強力な体操なため得られる改善効果は高いのですがその反面、無理をしたり間違ったやり方で行うと悪化させてしまう恐れがあります。

必ず無理のない負荷から始め、痛みをみながら徐々に負荷量を上げていくようにしましょう。

ストレッチ

ストレッチはいつから始めたらいいの?というご質問をよくいただきますが、ストレッチも腰痛体操と同様で、ぎっくり腰が発生して3日程度~1週間程度経過して炎症が落ち着き、日常生活が行え、なんとか仕事もできる程度に改善してから行います。

炎症が続いていたり、ぎっくり腰の腰痛がひどい内にすると悪化してしまう恐れがありますので、注意してください。

腰と、背中ところに痛みのある方

この部位が痛む方は脊柱起立筋という、背骨の両脇にあり首の後ろから骨盤までの間にある筋肉が痛みを出している可能性があります。

 

①仰向けに寝て、両膝を抱え、背中ができるだけ丸く小さくなるようにします。

余裕があればおへそを覗き込むように首を前に曲げます。

②この姿勢を10秒間維持し、離して休憩、これを5回程度繰り返します。

 

お尻のところに痛みのある方

この部位が痛む方は大殿筋という、お尻全体を包む筋肉が痛みを出している可能性があります。

 

①仰向けに寝て、片方の膝を抱え、抱えた膝が反対側の肩にできるだけ近づくよう膝を引きます。

この際、身体は起こさず、肩のほうから近づかないように注意しましょう。

②この姿勢を10秒間維持し、離して休憩、次に反対側を行います。

これを5回程度繰り返します。

 

お尻の外側に痛みのある方

この部位が痛む方は、中殿筋、小殿筋という、骨盤の上部から外側下方へかけてに存在する筋肉が痛みを出している可能性があります。

 

①仰向けに寝て、肩と骨盤がしっかりと床に接地するように注意します。

②痛い側の膝を骨盤の直上にくるまで上げ、その後反対側へ倒していきます。

この際、骨盤が床から離れないように注意します。

③お尻の外側にある筋肉が張るのを感じたら、その姿勢を10秒間維持し、離して休憩、次に反対側を行います。

これを5回程度繰り返します。

 

枕を使った伸張体操

これは、数日間の炎症反応とあまり動かさなかったことによって固まってしまった筋肉や関節の動きを、自分の体重を使って伸ばす体操です。

枕の高さによって強度が全く変わってくるので、様々な高さの枕を用意するか、枕の上にバスタオルを巻いたものを置くなどして高さの調整をしましょう。

ストレッチポールでも良いですが、結構高さがあるので痛めないようにしましょう。

これも無理して痛みを我慢しながら行うと逆効果の時がありますので、気持ちいいくらいで行うことが理想です。

背中や腰を伸ばす(反る)動作が難しい方

この動作が難しい方は、仰向けに寝てお尻を持ち上げ、枕を背中~お尻のところに横に差し入れます。

枕の位置は一番固まっている所、痛いところを狙って位置を調整します。

背中の一番上からお尻まで、徐々に場所を変えて行っていっても良いです。

体重を乗せたら、1箇所で1分を限度として、リラックスして筋肉や関節が緩むのを待ちます。

楽になったら次の部位です。

また、途中で痛くなって枕を取りたい方は横向きになることで枕から外れると負担が少ないです。

この方法は背中の上部あたりで行うと肩こりや首こり、頭痛などある方にも有効です。

背中や腰を横に曲げる動作が難しい方

この動作が難しい方は、横向きに寝て肘で体重を支え、枕を脇腹に差し入れます。

体重を乗せたら、1分を限度として、リラックスして筋肉や関節が緩むのを待ちます。

また、途中で痛くなって枕を取りたい方はうつ伏せになることで枕から外れると負担が少ないです。

背中や腰を回す動作が難しい方

この動作が難しい方は、上記の2つの方法をどちらも行ってください。

腰痛解消グッズ

腰痛のある方が整体や整骨院に通わず、グッズで痛みを緩和しようと考えるならば、まず最初に購入するべきグッズはコルセットや腰痛ベルト、骨盤ベルトでしょう。

ここではぎっくり腰による腰痛がある程度落ち着き、日常生活がある程度行える方が、さらに腰痛を緩和したい、またはぎっくり腰や腰痛を予防したいと考えるときに役に立つグッズの中で、特に効果のあるものを一部ご紹介します。

①骨盤クッション(骨盤チェア)

ぎっくり腰の際に痛みを緩和するためには良い姿勢が必須です。

骨盤クッションや骨盤チェアは骨盤が後ろに倒れてしまう不良姿勢を改善するサポートをしてくれます。

最近はいろんな骨盤クッションが販売されていますね。

骨盤クッションは適切に使用すれば骨盤を正常な位置に留めることが容易になるため、日常の姿勢から骨盤を矯正したい方には良い品です。

ただし、骨盤を前傾しすぎたり、骨盤クッションの矯正効果を無視して骨盤後傾した状態を保持していると、意味がありません。

おすすめ商品は、「MTG(エムティージー) Body Make Seat Style(ボディメイクシート スタイル)」です。

これはお尻の傾きだけでなく腰部も直接押さえて骨盤の傾きを矯正してくれるため、強制力がとても高いです。

②パナソニック エアーマッサージャー 骨盤おしりリフレ EW-NA75

これは、パナソニック製の骨盤エアーマッサージャーです。

販売当初からすごい売れ行きのようで、人気の程がうかがえます。

こちらの製品はエアーによる骨盤の締め付けや、骨盤周囲筋の緊張緩和が目的となります。

締め付け効果があるので、骨盤をやや閉じる効果や、周囲筋の緊張を和らげる効果があります。

またエアーで圧迫と解放を繰り返しますので、血液循環を促し、腰痛への改善効果が期待できます。

③ツカモトエイム エアリーシェイプ スタイル フィットAIM-FN023

これは、ツカモトエイム製の骨盤ソファです。

一人用ソファでありながら、骨盤のマッサージもしてくれる優れもの。

実を言うと私、この「エアリーシェイプ」購入しています。

で、体験してみたのですが、「非常に気持ちいい!」です。

エアーで骨盤を左右と後ろから圧迫してくれたり、骨盤を左右に動かしてくれます。

これも「骨盤おしりリフレ」と同様、骨盤をやや閉じる効果や、周囲筋の緊張を和らげる効果はありそうです。

実際、私もぎっくり腰経験者なのですが、ぎっくり腰の時に使用すると、いくらか楽になりました。

④オムロン 低周波治療器 ホワイト HV-F022

これは貼り付けるタイプの低周波治療機です。

低周波治療機とは、筋肉に低周波(100hz以下)の電流を流し、筋肉の収縮を促すことで筋肉内の血管の血流を促進し、血行改善により筋肉のハリの緩和を図る器具です。

貼り付けるタイプですので背中や腰、お尻など、どこでも使用することができ、便利です。

ただし効果はあくまで表面の筋肉ですので、運動が面倒くさくない方は運動で背中や腰、お尻の筋肉を動かした方がインナーマッスルまで活動させることができ、効果は高いでしょう。

運動をする時間がなく、仕事終わりに自宅でゆっくりと改善したい方などには向いていると思います。

 

⑤La-VIE(ラヴィ) かたお ストレッチ ボール マッサージボール


これは、床に置いてその上に緊張を緩和したい部位をのせて、自分の体重で指圧効果を狙う器具です。

ガムテープなどで連結したテニスボールでも同様の効果を狙えますが、手軽に見た目綺麗で硬さが選べる点はメリットがあります。

ただし自重でストレッチをする場合、強すぎると筋肉を傷める危険性があるため、刺激が強すぎると感じた場合は本商品の下に畳んだバスタオルを敷くなどして強さを調整しましょう。

上手に使えばかなり筋肉をほぐすことができ、腰痛の軽減を狙うことができます。

筋肉を狙わなければいけないので使い方は難しいですが、きちんと狙った部位に当たったときの改善効果は非常に高いです。

私はストレッチよりもこちらで筋肉を直接狙う方をよく使います。

筋肉を狙うのが難しい方は、一番痛いところを狙うようにすると的中することが多いです。

このグッズは肩こりや頭痛にもとても有効です。

 

セルフケアの注意点

ここまでご紹介したセルフケアで、かなりぎっくり腰による腰痛の軽減が図れると思います。

ただし、ぎっくり腰の軽減が図れても根本の原因、例えば姿勢の崩れや内臓の位置不良などは改善することができないため、いずれは症状が悪化していきます。

悪化を予防するため、またはセルフケアで症状の改善を得られないほどのひどいぎっくり腰、またはその原因をお持ちの方は別の治療が必要になります。

ぎっくり腰対策!治癒や予防に良い栄養素や食べ物

ぎっくり腰は筋肉の過剰な緊張が原因となりますが、この筋肉の過剰な緊張状態はある成分が不足して起こることがあるのです。

この食材さえ食べればぎっくり腰にならないというものではありませんが、不足していれば確実にぎっくり腰に1歩近づきます。

確実にチェックしてぎっくり腰や腰痛を予防しましょう。

たんぱく質(アミノ酸)

ぎっくり腰で一部断裂された筋肉は、そのほとんどがたんぱく質で作れられています。そして、たんぱく質はアミノ酸から作られています。
つまり、たんぱく質とアミノ酸を積極的に摂取することで断裂した筋肉の回復を促進し、さらにぎっくり腰を再発させないための強い筋肉を作ることに役立ってくれます。

たんぱく質を多く含む食品:牛肉、豚肉、鳥むね肉、鮭、かつお、牛乳、豆腐、たまごなど。

カルシウム

カルシウムは筋肉の働きをすることに使われるほか、筋肉や骨を作るうえで重要な栄養です。
たんぱく質やマグネシウムとともにバランス良く摂取しましょう。

カルシウムを多く含む食品:牛乳、桜えび、プロセスチーズ、しらす干し、鮎、カマンベールチーズなどです。

 

マグネシウム

マグネシウムはカルシウムの働きを助け、マグネシウムが減るとカルシウムも減ってしまうほど重要な働きをします。また、血液循環を正常化する働きがあるので、筋肉のコリやハリに直接的な効果があります。
カルシウムとともにバランス良く摂取しましょう。

マグネシウムを多く含む食品:ナッツ類、なまこ、しらす干し、干しえび、油揚げ、ゆで大豆、豆腐、納豆、ヒマワリの種などです。

 

ビタミン

ビタミンが疲労回復や血流改善の働きをするため、不足すると症状が悪化します。

不足することの無いようバランスよく摂取しましょう。

 

ビタミンB1

ビタミンB1は疲労を回復し、代謝を助けるため有効です。

ビタミンB1を多く含む食品:豚肉、たらこ、いくら、鳥レバーなど。豚肉がベストです。

 

ビタミンB12

ビタミンB12は血液を造る作用で働き、不足すると肩こりが起きます。

ビタミンB12を多く含む食品:しじみ、赤貝、すじこ、牛レバー、あさり、いくら、鳥レバー、いわしなどです。

 

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムのミネラルの代謝やバランスを整えるのを手伝ったり、小腸や腎臓でカルシウムの吸収を促進する働きや、骨の代謝に関係しており骨の健康を保つのに働いています。

ビタミンB12を多く含む食品:しらす干し、いわし、すじこ、いくら、鮭、さんまなどです。

 

ビタミンE

ビタミンEは血行を良くする働きがあり、不足するとぎっくり腰などの腰痛が悪化し、さらに肩こりや首こりが起こりやすくなります。

ビタミンEを多く含む食品:すじこ、いくら、鮎、イワシ、たらこ、めんたいこ、もろへいやなどです。

生姜(ショウガ)

生姜は加熱調理することで、血管拡張作用と身体を温める作用、抗炎症作用がありますので、ぎっくり腰には最適です!

血管拡張によって筋肉への血流量が増加して緊張緩和、身体を温める作用によって温熱効果でさらに血管が拡張、抗炎症作用によって炎症状態にある筋肉を落ち着かせ、トリプル効果でぎっくり腰を和らげてくれます。

ちなみに生で摂取しても血管拡張作用は得られますが、解熱作用があり、温熱効果はなく、逆に冷やしてしまいます。

ただし、生姜は摂取しすぎると刺激が強すぎて胃が荒れたりするので、1日10g程度を目安にしましょう。

 

ぎっくり腰の治療に行くならどこ?

ぎっくり腰になったらまず行くべきところは病院やクリニックです。

それはぎっくり腰ではなく圧迫骨折や椎間板ヘルニアなど他の早急に治療を要する重篤な疾患である可能性を見極めるためです。

ですが、病院やクリニックで提供された治療が湿布と痛み止め、電気治療だけ、というのであれば治療院や施術院に行くのもよいでしょう。

現在、街にはたくさんの治療院や施術院があります。

マッサージ、カイロプラクティック、整体院、接骨院、整骨院、鍼灸院などなど。

またそれぞれのお店で行う施術の内容もさまざま。

この長~い記事を素晴らしい忍耐力で全部読まれた方はお気づきでしょうが、マッサージなどで筋肉のコリや張りを緩和してもその効果は一時的です。

カイロプラクティックでバキバキと関節を矯正しても根本の問題は解決できず、また余計に痛みを作るリスクがあります。

では、どのようにしてあなたの街で良い治療院・施術院をみつければ良いのでしょうか。

それは、筋肉だけ、関節だけ、という部分のみを対象とした治療ではなく、カラダの器官すべてを対象とした治療をしてくれる治療院になります。

 

ひどいぎっくり腰の方がスッキリ症状が無くなり再発しないカラダを取り戻す方法

原因のところでお話したように、あなたのぎっくり腰は姿勢や骨盤の位置と傾き、骨・筋肉・関節・神経・自律神経・内臓・リンパ・血管系・ココロと精神などの不調があり、カラダ全体のバランスが崩れることで現れています。

そのため、セルフケアや通常の整体、カイロプラクティック、マッサージ等で筋肉を緩め姿勢を治しても、根本の原因となる部位の不調があれば、また元と同じ症状を出す状態に戻ってしまうのです。

このカラダ全体のバランスが崩れた状態を治すには、バランスを崩す根本の原因となる器官の不調を見つけ、治療を行い、再度カラダのバランスを取り戻すよう調整を行う以外にありません。

逆に言えば、根本の原因を取り除き、カラダ全体のバランスを取り戻すことによって、辛いぎっくり腰になりお悩みの方も治る可能性があるのです。

そして、カラダ全体を綿密に検査し、様々な器官の不調を発見して治療を行い、再度カラダ全体のバランスを整えることができる方法が「オステオパシー」です。

 

 

あなたの症状を引き起こしている根本の原因とは

あなたはこんな経験がありませんか?

整骨院やマッサージ店に通っているが良くならない
痛み止めの薬や注射、湿布、電気治療で症状をごまかしている
いろんな対処法を試したが良くならなかった
症状があるのに病院で原因不明と言われて困っている

多くの方は、痛みや症状があれば病院やクリニック、そこで良くならなければ、整骨院やマッサージ店に行くでしょう。

ですが、それでも良くならない方というのはとても多くいらっしゃいます。

それはなぜなのでしょうか?

人間のカラダは頭からつま先まで全て筋肉の膜などの組織によって繋がっており、全ての器官は相互関係があり、全体として機能しているので、症状の起こっている部位のみの改善では根治することはできないのです。

 

あなたの過去のトラブルが症状を作っている

例えば以下のような経験がある場合

出生時に吸引分娩・鉗子分娩・帝王切開・出産時のトラブルよるダメージを受けていた
骨折または捻挫などの大怪我によってカラダにダメージを受けていた
交通事故または強い転倒・転落などで、神経や内臓に強い衝撃を受けていた
てんかんや脳震とうなどの脳に直接ダメージを受ける病気を持っている
肩こりや腰痛などを我慢し続け、内臓の位置まで変わってしまった
筋肉が張り、骨や関節を歪ませ、姿勢の崩れや骨盤の位置が不良になってしまっている

このような状態があると、いくら筋肉を緩めても姿勢を直しても、元々の原因は改善されないままです。

そのため、一時的に改善したとしても、数日、あるいは数週間で元の状態に戻ってしまいます。

症状を改善するためには、全ての不調を出している組織を改善すること。

そして筋・骨に加え、内臓、神経系、血管系、リンパ系も含めたカラダ全体のバランスを整えることが必要不可欠なのです。

大変そうに思えますが、よく考えるとそれは当然のことではないでしょうか?

人間は本来、どの器官にも不調を持たない状態が最善なのですから、どこかの器官に不調を残しておいていいはずがありません。

 

オステオパシーで痛みや症状の再発しないカラダを取り戻す

都城オステオパシー治療院では、施術に「オステオパシー」という医学の理論を用います。

オステオパシーの概念では、「自然治癒力の向上」を目的として施術を行っていきます。

人間には本来、「自然治癒力」といって、自分のカラダを改善していく仕組みがあります。

ケガをした際に傷がふさがっていくのと同じ原理です。

風邪でも病気でもケガでもどのような症状でも、本来の自然治癒力があれば治っていくはずなのですが、なぜそれが失われているのでしょうか?

それは、上記したようにカラダの器官のどこかに不調があるからです。

人間は本来、「自然治癒力」によってどんな症状も改善するもの。

ですが、その自然治癒力を越える大きなトラブルに遭ってしまうと、完全な治癒力を発揮できなくなってしまうのです。

ですから、オステオパシーでは身体各器官の不調を取り除いて、本来の「自然治癒力」を取り戻します

こうすることによって、症状を改善するだけでなく、再発しないカラダ作りを行えるのです。

 

都城オステオパシー治療院の施術方針

あなたの症状は、カラダ全体のバランスを崩している様々な不調によって作られています。

当院では痛み・症状を引き起こしている原因を特定するため、入念な検査を行います。

問診では、出生時から現在までに至る、詳細なトラブル。

つまり、出生時のトラブルや骨折などの重大なケガや病気、事故などの強い衝撃、その他にも詳細な問診を通して原因を特定します。

検査では骨や筋肉の問題、姿勢だけにとどまらず、内臓の位置や動き、神経や血流・リンパの流れ、感情に至るまで人体の全ての器官を、そして症状の部位だけでなく必ず全身を調べます。

ここまで綿密な検査を行い、本当の原因を特定することで根本から改善することができるのです。

都城オステオパシー治療院では、その症状を引き起こしている原因を特定し、根本から改善することのみ目的としており、症状を抑えるだけの「対症療法」は行いません

また、オステオパシーの施術は、そのほとんどがとてもソフトな施術で、眠ってしまう方もたくさんいらっしゃいます。

全ての施術がソフトというわけではなく、関節を瞬間的に矯正するテクニックや、比較的強い圧をかけるテクニックもあります。

施術がソフトかそうでないかではなく、適切な施術を正確に施す事が重要なので、施術を受ける方の感性も考慮して、その都度、最善の施術方法を選択しています。

また、そのような施術が苦手な方は他の方法で行うことも可能なので、不安をお持ちの方は遠慮なくお申し付けください。

当然ながら、お子様や妊娠中の女性、ご高齢の方にはよりソフトで低刺激な技術のみを用います。

 

治療院がひしめく宮崎・鹿児島エリアで、
都城オステオパシー治療院が選ばれ続ける5つの理由

 

症状の原因を探しだし、即攻性があり痛くない施術で高い効果と持続性を実現

都城オステオパシー治療院では施術に入る前に、お客さんの症状や身体の状態を問診や検査で把握します。

あなたの症状は、出生時から現在までに至る、様々なトラブルが原因となり現れています。
つまり、帝王切開や吸引分娩などの出生時のトラブルや、骨折などの重大なケガや病気、事故や転倒などの強い衝撃、不良姿勢や悪い食べ物から作られた内臓の不良、その他にも様々な原因があり、検査を通してあなたの症状を作っている根本の原因を特定します。

検査では骨や筋肉の問題、姿勢や骨盤だけにとどまらず、内臓の位置や動き、神経や血流・リンパの流れ、感情に至るまで人体の全ての検査を行います。

人の今まで抱えてきた問題、経歴などは人それぞれ。全く同じ身体状態、原因ということはないため、当院では一律な流れの施術は行いません。

全てあなたの原因に合わせた、オーダーメイドの施術になります。

また、施術においては身体に触れている程度のやさしい刺激で、痛みを感じることはほとんどありません。

そのため、身体に負担を掛けずに、高い効果と持続性を両立できます。

施術の流れ

10年の豊富な経験と多数の実績!国家資格保持者が施術するから安心

当院は理学療法士という『国家資格』を取得した院長が必ず施術を行います

解剖学や生理学、神経学など医者も学ぶ分野において国が定めたレベルの医学知識をクリアしていますので、安心して施術を受けていただけます。

また、病院で理学療法士として10年という豊富な臨床経験を積んでおり、様々な状態の患者様へ施術を行い、多数の改善実績と経験があるため、安心して施術を受けていただけます。

施術者紹介

再発のない根本改善を実現します

痛みや辛さの原因を見極め、再発しないよう根本的な原因に対する施術を行うことで、多くの方に喜んで頂いております。

当院では、
筋肉、神経、骨、関節、靭帯・腱、内臓、リンパ、神経、自律神経、内分泌系、脳や脊髄と脳脊髄液の循環、血管と血液循環、心や精神、その他にもさらに深い問題まで原因を追及し、各所の根本となる問題を解決するための施術を行います。

そして症状を改善するだけでなく、症状が再発しないように、不調の無くなった状態からさらに全身のバランスを調整し、ずっと続く健康なカラダ作りを行います。

各療法の対応できる疾患3

施術の回数と期間

周囲の目を気にする必要がない、お店に入りやすく居心地の良い整体院

整体と聞くと抵抗を感じる方がいらっしゃるかと思います。

周囲の目があり、「お店に1人で入りづらい」というのがその多くの原因。

特に女性から、整体のお店に1人で入るのには勇気が必要だとよく聞きます。

その点、都城オステオパシー治療院は人目を気にすることなく来院していただけます。

なぜなら、当院は静かな住宅地にあり、自宅開業のお店なので外見からは普通の一軒家だからです。

友達の家に行くような感覚で、周囲の目を全く気にする必要のないところがいいと女性に評判です。

また都城オステオパシー治療院は完全個別対応となっております。

お車でお越しの方は、前の時間帯のお客様が終了するまで車でお待ちいただいているため、待合室で他の患者様と一緒に過ごすことがありません。

そのため、施術中に他のお客様の声が聞こえてしまい落ち着かない、集中できないということがありませんし、毎回施術者が変わることもありません。

あなたの体の症状が良くなっていくことにだけ集中していただけます。

 

治療院紹介

月32時間以上の技術研鑽を継続しています

当院はどこに行っても良くならなかった方を対象にしており、その為、来院される方は長く痛みや症状を我慢し、重い症状となった方が多いです。

その方達に一日でも早く、より良い体の状態を取り戻してもらうために、日々の技術研鑽は惜しみません。

国家資格はあくまで基礎医学の知識であり、良い施術家というのは、どれだけ良い勉強と経験を積んでいるかが重要になります。

毎週の技術研鑽を目的とした練習会を欠かさず行い、定期的に大阪など県外にまで行き、より患者様のためになる施術を追い求め研鑽を続けています。

ここまでの努力をしているからこそ、自信を持って、「その症状を諦めないでください!」と言えるのです。

H29国際セミナー受講

 

あなたが、より豊かで楽しい人生を迎えるために

いま身体のお悩みをお持ちの方、行こうか迷っていても何も変わりません。

もし、あなたが本当に身体の悩みを改善したいと思っておられるのであれば、思いきって私に任せてはもらえないでしょうか?

人間は本来痛みや症状などは無く、もしあるならば、それは間違ったカラダの状態です。

あなたの人生を歪ませる症状をできるだけ無くし、より豊かで楽しい人生を送ってほしい

それが私の行動理念です。

私が施術を通して、あなたの人生をより豊かにするためのサポートをいたします。

都城オステオパシー治療院
院長  蛯原 孝洋